楽譜が読める=音楽的?
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楽譜が読める=音楽的?

先月の末に
昭和音楽大学附属音楽教室仙台校での第2回発表会も無事終わり、
先週は東京へレッスンを受けに行って来ました。

今回特に学んだことは、音楽と楽譜の関係についてです。
楽譜を読む勉強は大切ですし、読めるのは素晴らしいことのように見えます。
でも、楽譜が読める=音楽的とは限りません。

楽譜の読み方を覚えて、その通りに規則正しく音を出すと、
機械的に聴こえてしまう可能性があります。
どうしたら自然に聴こえるか判断が必要です。

私がこれまで担当してきた生徒さん、現在担当している生徒さんでも、
楽譜を読むのが苦手な方がおります。
でも、その方々の演奏はとても音楽的な場合が多いです。

元の音楽をよく聴き込んでいらっしゃり、
楽譜にはこのように書かれているけれど、音楽はこうなっている
とおっしゃることもあります。

その疑問を解消するのが私の仕事だと思います。
楽譜を読めれば、便利なことも多いです。
でも、楽譜を読むことだけに気を取られていては見失ってしまうこともあります。

先日のレッスンで、
NEWなかよしピアノ1 ワークブック(ヤマハ)より、
A.ポンキエルリ作曲の『ときのおどり』を生徒さんと一緒に演奏しました。

生徒さんは、私の『ときのおどり』のピアノに合わせて、
高音域のレを1オクターブの音程で
1音ずつ、低い音から高い音へ互い違いに弾きます。
生徒さんの楽譜には、1小節分のリズムしか載っていません。
音楽をよく聴いていないと、いつ入るのか待つのかわからないのです。
速度も変化します。

生徒さんは何回も何週も挑戦し、やっとぴったりそろうようになりました。
第一声が、「気持い~い!もう1回弾きたい!」でした。
その言葉と笑顔が何より嬉しくて、
この瞬間のためにピアノ講師をしているんだと再認識した出来事です。
音楽を楽しんでいただけるように私も自分を高めていきたいです。