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宮城県栗原市築館 みさきピアノ教室 ブログ

ピアノの管理

先週、みさきピアノ教室のピアノを調律して頂きました。
その時とても嬉しかったのが、
ピアノの管理を褒められたことです。
調律はピアノの健康診断だと思っているので、
良い評価を受けたような気持ちになりました。

週の4日は他の音楽教室で稼働しているため、
 私は家族にも協力をお願いしています。
基本的な所では、部屋のドアは必ず閉めること。
そして湿度が上がったら除湿機のスイッチを入れてもらうことです。
今ではすっかり定着してきました。

温湿度計温湿度計を置いておくとわかりやすいです。

1年中部屋の数値に気を付けて生活していると、面白いことがわかります。
天気が良い日でも、窓を開けると湿度が高い日があることと、
家の中でも部屋によって環境が異なるというふたつが発見でした。
外の天候や家全体の室温などとは関係なく、
ピアノを置いている部屋を気を付けるのがポイントです。

ここまでこだわる理由は、音に影響するからです。
鍵盤の戻りが悪くなったり、金属音を伴うと、演奏していて気になります。
常に心地よい状態に整えていたいのです。

特に夏は難しく、エアコンをつけると湿度が上がり困っていたのですが、
今年はエアコンと除湿機を同時につけてみたところ、効果的でした。
除湿機はごくわずかしか動かず、安定した湿度を保つことが出来たのです。

これから乾燥して来る冬は、ストーブと共に加湿器を使います。
湿度が上がらないようにコントロールを頑張って、
弾きやすいピアノで生徒さんをお迎えしたいです。

「わからない」が「わかる」

いつも考えているのですが、何でも共通して
わからないことがわかるのは、難しいです。
わかったという納得感は、数値化出来ないですよね。
音を聴くというのも、聴こえ方は人によって異なりますから、
生徒さんの演奏を聴いて、言葉でも確認するようにしています。

結局その人の範囲内で物事を理解しますから、
表面的な理解の人もいるでしょう。
なんとなくわかる→少しわかってきた→こういうことだったのか
と段階を踏むように、突然全てを把握するわけではなく、
少しずつ実感してくるものではないでしょうか。
それでも段々と理解が深まれば、良いと思います。

わかったふりをしてしまうのはもったいないことです。
相手が「この人はわかっている」と勘違いして話すのをやめてしまえば、
聴けるチャンスは失われてしまいます。

私が小さい頃は、楽譜を読めるようになるまで時間がかかりました。
小学校1年生のスタートで遅かった上に、
数年は悩みながら読んでいました。
先生が何度も何度も丁寧に教えてくださり、知っている曲を弾いているうちに
楽譜のルールが面白くなってきました。

その後は、ピアノは弾ければいいのだと思って10年ほど過ごし、
大学の頃に理論の必要性を痛感します。
今までただ弾いていたんだ、とショックを受けたことを覚えています。
知らないことを認識していなかったし、気づかなかったのです。
今は、自分の後悔も大切に振り返りながら、仕事と向き合っています。

日頃たくさんの子ども達と話していて、話を聴くのが上手だと感じることがあります。
一所懸命わかりたくて、
わかろうとしてくれている様子がうかがえます。
質問の答えを的確に返し、言葉のキャッチボールが続く人は、
きっとどんな分野でも伸びるでしょう。

秋休みに気づいたこと

宮城県栗原市の小中学校では、秋休みが終わり、本格的に2学期が始まります。
秋休み中は、息子を連れて旅行へ行って来ました。
台風に負けず名古屋のレゴランドを観て、
次の日は三重の貨物鉄道博物館を訪ね、
最終日はリニア・鉄道館を楽しみ、帰って来ました。

今回印象的だったのは、色々な方とお話出来たことです。
私が知らないことを目を輝かせて丁寧に説明してくださり、
そんな世界もあるんだ、この人は本当に好きなんだなと感じました。

特に三重の三岐鉄道では、電車で男の子が踏切について話してくれて、
「どうしてそんなに詳しいの。」
と聴いたら、本当に嬉しそうな表情でした。
「また三岐鉄道に乗ってください。」
とホームから手を振ってくれたことが忘れられません。

理由がわからないくらい好きでしょうがないという気持ちは素敵ですね。
今関わっている生徒さん方が
そこまで音楽を好きになってくれたら幸せです。

そんな3連休を過ごし、秋休み最終日、息子のプールに付き添いました。
行き帰りの車内では、CDをかけました。
プールの後に車に戻り再び音楽が流れると、
「ホッとするなぁ。」と言います。
その後、急遽歯医者さんへ行くことになり、治療が終わって車に乗ると、
「あの音楽は聴かないの。」と尋ねられました。

詳しく聴くと、音が柔らかいから好きなのだそうです。
これまでも、様々なCDやラジオを聴かせました。
このような反応は初めてで驚いています。

ご興味がありましたら、ぜひ聴いてみてください。
実用的な演奏で、生徒さんにお薦めしたいCDです。
~ピアノの先生から生徒の皆さんへ贈る~『ブルクミュラー25の練習曲』です。

~ピアノの先生から生徒の皆さんへ贈る~『ブルクミュラー25の練習曲』

私自身のレッスン

先月末、稼働先の発表会が終わったので
東京へレッスンを受けに行って来ました。
いつも、指導法や普段のお仕事で扱っている曲をお願いしています。

トンプソン現代ピアノ教本③から、「子守歌 オペラ ”ジョスラン”より」
と「鬼火 腕を使うスタカートのエチュード」をみて頂きました。
「子守歌」はオペラの1曲なので、歌うように弾きたいのですが、
拍子にとらわれ過ぎていたことに気づきました。
「鬼火」は細かいリズムを見て無意識に音を出してしまいました。
先生に指摘され腕を使い、深い響きになりました。

バッハの初心者のための12の小前奏曲 4番は
パート分けをして練習していましたが、まだ不明確のようです。
五線紙に4パートを分けて書く事を薦められましたので、試します。

ショパンのエチュードOp.10-1は、弾いていて納得がいかなかったので、
おかしな身体の使い方をしていないかチェックして頂きました。
上行と下行で動きを変えられていたようなので、自信を持って弾き込みます。

先生は、たくさんの質問にも答えてくださいました。
先生の楽譜のお話になり、5刷になったチェルニー リトル・ピアニストを頂きました。
息子の練習で使いたいです。

チェルニー リトルピアニスト
大きなホールで合唱の伴奏をする際に、
音をもっと出したい場合はどうしたら良いかお尋ねしたところ、
歌を支えられる音の出し方をお話しされました。
左手の低音を鳴らすタッチが効果的だそうです。
音楽祭シーズンですので、学んだことを生徒さんへ活かしていきたいです。

学校の伴奏に選ばれる条件

この秋、当教室では2名の生徒さんが学芸会や市の音楽祭で演奏します。
学校で「ピアノを習っている人?」「伴奏をしたい人?」
と尋ねられますが、 挑戦しようと勇気を出すのは大変なことです。

締め切りまで弾けるだろうか…間違えたらどうしよう。
様々な不安と闘ったうえで決意しているんですよね。
頑張って参加を決めた生徒さんに、出来る限りのことをしてあげたいです。

どんな人がオーディションで選ばれているのか考えることがあります。
第一条件は、児童の声を支えられる音が出せる人でしょう。
いくら指が動いても、音量が足りなければバランスが悪くなりますよね。

第二は、堂々としている人でしょうか。
必要以上に緊張し過ぎず、立ち居振る舞いが落ち着いていると
上手そうに見えますし、この人に任せたいと感じますよね。

第三は、理解している人かもしれません。
曲名を見て、歌詞を読んで、楽譜から得られる情報をつかめる人。
先生に指摘されてではなく、自分の意志で弾いているように見えると良いですね。

生徒さんふたりは、役割を与えられたことによって成長しています。
指導の中身も詳しい内容が伝えられるので変わってきました。
学校の先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。

気を付けなければならないのは、教本の進度。
 伴奏にかかりきりになると、
譜読みの能力が落ちたり普段の楽譜が停滞するかもしれません。
生徒さんとよくお話して、同時進行でレッスンしていきたいです。
本番が終わったら、更に上達を目指していけるように支えます。

意識と無意識

ピアノのレッスンでは、先生の演奏を真似して弾いて学ぶことがあります。
覚えて家へ帰り、復習して技術をつかんでいく習い事です。
まだ身に付いていない技術は、何度も繰り返し練習して体得します。

始めは意識しないと出来なかったことが、無意識に出来るようになるのです。
大変な苦労が楽になるので、一見素晴らしいかもしれませんが、
そこには注意が必要です。
自分がなんとなくしていることは気づかないで通り過ぎてしまうかもしれません。
曖昧に記憶していたために、
同じような物に出合って応用できなかったら、もったいないじゃないですか。

「真似してごらん。」と言っても、真似出来る人とそうでない人に分かれます。
私はどちらかというと、真似が苦手で、
言葉で説明されて納得して覚えるタイプです。
時間がかかりますが、いいこともあります。
手間がかかっている分、人に伝えられるからです。

レッスンでは真似してもらうことはありますが、確認することにしています。
どうして出来たのか、何が違うのか、なぜそうするのかを
言葉で表現してもらうと、生徒さん自身もきっと他の人に伝えられるでしょう。

私にも、意識していない無意識が自分の中にあると思います。
良いことは発見して話していきたいですし、
悪いことは指摘してもらい直していきたいです。

ピアノで遊ぼう

 最近、ピアノで遊ぶことはありますか。
私が思う「ピアノで遊ぶ」とは、
楽譜を見ないで弾いたり、楽譜と違う弾き方をすることです。

先週体験レッスンがあったのですが、事前情報で好きな曲を教えて頂きました。
ところが、いくら探しても楽譜として販売されていない曲のようなのです。
そこで何回も聴き、弾いてみて、楽譜を作りプレゼントすることが出来ました。

このところは伴奏の楽譜に触れる機会が多く、
伴奏パートだけではなく、ソロパートや合唱パートを右手で弾いて、
伴奏を考えています。
右手のメロディは何を重ねたら納得がいく音になるか、
日によって違う音を試しています。

そして毎日少しずつですが、
1日4小節ずつバンドの楽譜をピアノソロに編曲しています。
オーケストラの楽譜は読んだ経験がありますが、バンドの楽譜は初めてなのです。でも歌のメロディにコードが書いてあるから、
なんとかなるんじゃないかなと取り組んでいます。

子どもの頃は、弾きたい曲がエレクトーンの楽譜でしか作られていなかったので、
適当にピアノで弾いていました。
コードも知らなかったのに、弾いてみたい一心で
メロディに左手やベースをなんとか伴奏に当てはめていたのでしょう。
そんなことをしていると、あっという間に時間が過ぎました。

生徒さんには与えられた楽譜だけでなく、色々な楽譜に向き合って欲しいです。
身近なものは教科書でしょうか。
「メロディに伴奏を付けてごらん。」
「わからなかったら持っておいで。」
と勧めています。

楽譜を読めるのはいいことだけれど、楽譜が無いと弾けないのは残念です。
応用できるかどうかが実力だと痛感しているので、
自分なりにピアノで遊んでいます。

ピアノつうしんのこれから

2015年5月より発行を始めた
みさきピアノ教室 ピアノつうしんも、38号になりました。
読んでくださる生徒さん、ご家族に感謝です。

毎月作って良かったと感じている所は、
生徒さんが情報を利用してくださることです。
『栗原市の文化会館でコンサートがあります』と呼びかけ、
『市内の小中学生は先着で無料になります』とご紹介すると、
「コンサートへ行きます。」とお返事を頂きます。

マイタウンコンサート
ちょうど昨日開催されたコンサートのパンフレットです

私にとって有難いのは、
お知らせやお願いを口頭ではなく、やんわりとお伝え出来ることです。
『靴下の着用にご協力を』と一文載せると、次の週には皆さん徹底されています。
また、空き時間があるうちに時間変更やご入会をお薦めしたところ、
現在3件ほどお話が動いていて、
枠を整えた状態で秋募集を迎えられそうです。

今月は夏に行われるオーディションというタイトルで、
学校の伴奏について取り上げました。
高学年のお子さんは当事者意識を持って読まれると思いますが、
低学年のお家の方々には情報提供になるかもしれません。
毎日の練習に向き合うきっかけ作りを目指しまとめています。

一方で先週のレッスンでは、小学1年生のお子さんに
「トランペットってなに?」と聞かれましたので、
楽器紹介のコラムには、より一層力を入れたいと考えています。
今月はコントラバスを説明しましたので、
来月は管楽器に進みたいです。

夏のハガキに宣言

今年も夏休みは、生徒さん方へ暑中見舞いのハガキをお送りしました。
なぜ毎年ハガキを書いているかというと、
私自身が、先生に手紙を書いてお返事を頂き、励まされているからです。

日頃レッスンでは、考えていることが伝わるように
気を付けて話すようにしています。
でも聴く側の感じ方は様々です。

感じていることがあっても、言葉にしなければ伝わりませんし、
気持ちに余裕が無ければ、心には届かないかもしれません。
暑中見舞いハガキは、
補う役割を果たしてくれるのではと
ささやかな期待を抱いて書いています。

たくさんのお返事を頂きましたが、皆さんそれぞれの個性が1枚に納まっています。
今練習している曲の上達具合いを報告してくれたり、
レッスンを受けた感想を教えてくれる生徒さん。
回数調整の休み中に、どのようにピアノと向き合うか宣言してくれる女の子や、
いつも優しくお子さんを見守っていらっしゃるお母さんのメッセージ。
思っていることをお知らせしてくださるのが本当に嬉しいです。

文章だけではなく、デザインも工夫が凝らされていて、
幼稚園のお子さんは、絵の具を用いて小さなハガキに表現されています。
オリジナルのイラストを描いてくれる男の子もいます。
お出かけ先のポストカードや撮影したお写真を印刷して作られたハガキには、
インパクトがあり驚きました。

言葉や絵、写真で表現できる人は、音楽でも自分を出せるはずです。
アドバイスを引き受けるのが、私の役目。
ハガキを受け取る度に、再認識している夏の日です。

合唱曲のレッスン

先月末、東京へレッスンを受けに行って来ました。
今回はバッハの小プレリュードとショパンのマズルカ、
トンプソンの指導法と共に、合唱の伴奏曲もみて頂きました。
クラッシックはいつものように丁寧に教わりましたが、
あまり持って行かない合唱曲が特に興味深いレッスンでした。

合唱の伴奏曲は元々好きなので、自分で弾き歌いをして練習していました。
歌いやすいように、自然と呼吸の間を空けたり出来ていたと思います。
ところが先生が横で歌ってくださって、
弾き歌いと歌ってもらうのは全く違うと実感しました。
推進力があり、バスの音をもっと歌って弾きたいと強く感じたのです。

これは本当に面白い体験で、
ソロの練習に慣れているために気付きにくかったのでしょう。
自分で歌を想定して弾いていても、不十分だったという反省もあります。
でも歌ってくれる人に合わせて、
「こう弾きたい」とアイディアが浮かぶのは、楽しいものです。

もうひとつ思いつかなかった出来事は、和音です。
楽譜を見て先生は、
「この間にこういう和音が入るときれいなんだよね。」
とお話されました。
追加して弾いてみると、音と音を繋ぐ役割を果たしてなめらかになります。

先生は違った角度で楽譜を読んでいるから、
発見する内容が異なるのですね。
レッスンが終わった後も、何度も弾いて試しています。
何人かの生徒さんの伴奏曲をみていますが、
横で歌って、本番を想定した指導をしたいと改めて感じた体験でした。