秋末 直志 先生のレッスンを受けて来ました。 今レッスンを受けているのは、 トンプソン現代教本1巻と、チェルニーのリトルピアニスト、 リストの愛の夢 第3番です。 ?と思われた方がいらっしゃると思います。 トンプソンとチェルニー(教本名は省きます)は幼児でも弾けるレベル。 リストは演奏会等でも弾かれる曲です。 これらのテキストを一緒にレッスンを受けるということは、 初歩の教本も学ぶべき点がたくさんある それだけ考えて指導しなければいけない ということです。 私はピアノを教え始めた頃、 トンプソンは使用していませんでした。 理由は、「絵が白黒だから」という単純な理由。 でも秋末先生からお話を伺ってトンプソンを使用してみると、 大切なことが詰まっていると感じました。 昨日のレッスンもおもしろかったです。 歌詞や挿し絵について先生がたくさん質問してくださいます。 ここはどこ? 季節はいつ? 時間は何時? 誰が話している言葉? 年齢は? この人はあの人のことをどう思っている? そのあとどうなる?… どこにも答えはありません。 自分で判断し、考えを持って弾きます。 この作業が、結局はチェルニーやリストに通じます。 ピアノのレッスンでは教本が終わると、 挿し絵と歌詞のヒント無しで音楽を考えなければいけません。 頭を使いますが面白いですし、 私も先生のようなレッスンが出来るようになりたいです。 帰り際、新幹線で読む資料を頂きます。 先生の文章と、 今回は日本サッカー協会副会長 田嶋幸三さんのインタビュー記事。 サッカーはサッカーを教えるだけでは強くならない 強さの秘訣に「言語技術」あり ピアノを教えるのにも言語技術が必要…ということで、 この方の著書、早速購入しました。 |