お盆休みも終わりましたね。 皆さんはどのようなお休みを過ごされましたか? 私は休み中にピアノを弾いていて、 メトロノームの容赦ない音に打ちのめされそうになりました。 今練習している曲で、目標の速度があるんですね。 その速度に合わせるとまだ余裕がありません。 ひと目盛の差をとても大きく感じています。 いつもメトロノームを使用しているわけではないのですが、 メトロノーム無しで練習していると、 自分の速さで弾いてしまう気がします。 自分が楽な速さ、心地よい速さ、弾きやすい速さ…。 ひとりで歩く時も同じことが言えるのではないでしょうか。 自然と楽な速さ、心地よい速さ、歩きやすい速さ で歩いていると思います。 ひとりで歩いているのであれば、 それで問題はありません。 では、誰かと一緒に歩いていたとしたら? たとえば子どもと一緒に歩いたら? きっと足並みをそろえて歩きますよね。 早歩きの人と一緒に歩いたら? 頑張ってついて行くか、 「ゆっくり歩いて。」とお願いするかもしれません。 ピアノでアンサンブルをする場合もこれと似ています。 まず大切なのは、どんな速さでも合わせられる ことかなと思います。 私が今練習している曲はソロではないので、 ある程度の基準が必要です。 遅い曲は速くなり過ぎないように 速い曲は遅くなり過ぎないように メトロノームを使っています。 みさきピアノ教室では、この約1年間で 半数の生徒さんがメトロノームを購入されました。 もしかすると、私がレッスン中に面白がって メトロノームを使用しているからかもしれません。 購入された生徒さんは、 「どこで合わせたらいいのかわからない」 とおっしゃることもあるので、 使い方をそれぞれの曲に合わせてお話しています。 弾ける所はメトロノームが遅く感じますし、 弾けない所は速く感じます。 メトロノームがおかしいんじゃないか!? と感じることがあるかもしれませんね。 そんな時は、メトロノームに合わせて 手を叩いてみます。 メトロノームの動きにぴったり合わせて 手を叩くことが出来たら、弾き始めます。 ♩だと思って叩く、 ♪だと思って叩く… と分割していくと、盛り上がりますよ。 夏休み明けも楽しくレッスンしましょう♪ |