私は毎日感動しています。 渡り鳥が空を飛んでいる風景 朝顔の実が思いのほか大きく育ったこと 田植えを終えた田んぼがとても綺麗に見えたこと 数えたらきりがないです。 でも私が1番多く感動できる時間は ピアノのレッスンかもしれません。 だからこそピアノ講師の仕事している と言っても過言ではありません。 私がレッスンで感動する時はほとんどが 生徒さんと音楽を共有できた瞬間です。 一緒に連弾して、ぴったり合った。 生徒さんらしい良い音が出た。 わかったことを自分の言葉で言い換えてくれた。 笑顔が見られた。 お家でたくさん弾いてくれた。 などなど、感動の瞬間はたくさんあります。 先週、入会されて3か月経った2名の生徒さんに 嬉しい変化がありました。 1人目の生徒さんは、 楽譜を読む面白さを感じて頂けたようです。 先日のレッスンでは、記号の意味に加えて、 なぜ書かれているのかという点に注目しました。 意味がわかれば納得出来て、記憶に残ります。 もう1人の生徒さんは、 ピアノの面白さを感じて頂けたようです。 ピアノは指のどこで触れるか、 鍵盤を降ろす速さや深さの変化、 重さのかけ方で音色が変わります。 生徒さんはレッスン中に色々な弾き方で 音色の変化を楽しんでいました。 私には、まるで実験をしているように見えました。 これまで知らなかったことを知り、 感動された方の瞳は輝いています。 もっと知りたいというエネルギーが感じられます。 生徒さんの反応が嬉しくて感動することもありますが、 私が提案したことを実践してくださり、 伝わったと感じたときの感動はもっと強くなります。 感動は、人から与えられるだけでなく、 自分から動くことでも作り出せるのですね。 これからもレッスンでもっと感動できるように 学んでいきたいです。 |