昨日は東京へレッスンを受けに行って来ました。 行きの新幹線で気づいたことを楽譜に書き込み、 帰りの新幹線では思い出される言葉を手帳や楽譜に書き込みます。 内容が深く心に残るからこそ記憶され、記録できるのです。 内容が深いのは、理論に基づいているからだと思います。 毎回感じますが、理論に基づくお話には、説得力があります。 ふと気がついたのですが、もう先生には14年近くもお世話になり、 ピアノだけではなく全てのお話が人生の勉強になっております。 人生の勉強というのは、 レッスンで教えていただくお話が ピアノだけでなく他のことにも共通する内容だからです。 たとえば昨日は、 年を取ったら若い人とどう付き合うかというお話を伺いました。 ピアノのレッスンでは、生徒さんと親しくなることが大切です。 生徒さんが講師に対して、自由に尋ねたり思いを伝えたり出来る関係が 円滑に進む秘訣ではないでしょうか。 どこかに壁があると、わだかまりが生まれます。 年齢、性別関係なく、友達関係でも無く、 お互いに発言しやすい雰囲気を作れれば、 実りあるレッスンになるでしょう。 私が長年を通して先生に教わっているのもこの理由からです。 先生は何でもお見通しなので、私も包み隠さず演奏や言葉で表現します。 安心して何でも相談できるので、疑問が解決されます。 私も生徒さんひとりひとりにとってそのような存在になれるように頑張ります。 |